プレスリリース

2000年9月5日


いすゞ、インドネシアでGMとのグローバル展開車(次世代多目的車)の第一弾を発売
― アジアカー「いすゞパンサー」をフルモデルチェンジ ―


 いすゞ自動車(株)は、本日インドネシアで多目的車「パンサー」をフルモデルチェンジし、発売した。今後は、ゼネラルモーターズ社(以下GM)との連携により、この車をベースとした次世代多目的車「160プロジェクト」(以下「160」)を、発展途上国を中心にグローバル展開していくこととなる。

 いすゞは、1991年にインドネシアにおいて、アジア地域専用車として「パンサー」の生産、販売を開始し、1997年からはフィリピンでも生産、販売を行っている。「パンサー」は、乗用車的用途から貨物運搬までこなせる多目的車として、価格も手ごろなことから、好評を得てきた。
 今回のフルモデルチェンジでは、定評のあった経済性と耐久性をさらに向上させると共に、高級感を増したクリーンでエアロダイナミックなスタイリングを採用、広い乗車スペースとカーゴスペースを確保し、シートアレンジによって最大9人まで乗車が可能となっている。あわせて、パワフルかつ環境対応に優れた直接燃料噴射式ディーゼルエンジンを採用し、市場競争力を高めた。
 生産、販売は、現地のアッセンブラー・ディストリビューターであるパンチャモーター(P.T. Pantja Motor)が行なう。今年度の生産、販売は、28,000台を目標、2003年には60,000台を目指している。

 「160」は、主に発展途上地域において、低価格で信頼性の高いエントリーレベルの多目的車として、グローバルに販売していくことを前提に開発された車両であり、いすゞとGMは両社のブランドで販売展開していくことで合意している。現在、いすゞとGMの生産拠点を中心に、両社で各市場への投入に向け、フィジビリティ スタディ(事業化の検討)を行っている。今後は、両社の生産設備や、GMグループの流通、販売網の活用を図りながら、部品、コンポーネントの共通化など幅広い協業体制のもとに、順次市場投入をしていく計画である。
 いすゞの市場では、インドネシアに引き続き、来年にはフィリピンでも「160」へのモデルチェンジを予定している。

 なお、この「160プロジェクト」は、1999年10月19日に行われたGMグループの共同記者会見で発表された。


以上
資 料

《新型パンサーの主な仕様》
車型 ショート/ロング
グレード ショート/ロング 各3グレード
乗車定員 8名または9名
全長 4265/4435 mm
全幅 1680 mm
全高 1765 mm
ホイールベース 2515/2685 mm
エンジン 4JA1直接燃料噴射型ディーゼルエンジン(2499 cc)
駆動方式 フロントエンジン、リアドライブ

《パンチャモーター概要》
社名 P.T. パンチャモーター (P.T. Pantja Motor)
所在地 インドネシア ジャカルタ市
設立 1974年
資本金 920億ルピア
出資比率 いすゞ 12.5% 、伊藤忠商事12.5%、
アストラグループ 64.9%、パンチャニアガ 10.1%
事業内容 多目的車、商用車の組立、販売
生産実績 ’99年3月期  5,700台(内 パンサー 5,100台)
’00年3月期 19,200台(内 パンサー 11,800台)
生産能力 75,000台

以上