プレスリリース

2000年7月18日


いすゞとGMの合弁会社、北米でディーゼルエンジンの生産を開始


  いすゞ自動車株式会社(以下いすゞ)とゼネラルモータース(General Motors Corporation 以下GM)が、アメリカ合衆国に合弁で設立したディーゼルエンジンの製造・販売会社「ディーマックス リミテッド(DMAX, Ltd. 以下DMAX)」は、7月17日より、大型ピックアップトラック用ディーゼルエンジンの生産を開始した。

  DMAXは1998年9月に、いすゞ60%、GM40%の出資比率による合弁会社として、資本金1億ドルでオハイオ州モレーン市に設立され、総投資額3億ドルを投じて、最新鋭ディーゼルエンジン工場の建設を進めてきた。
 新工場では、いすゞが新開発した6.6リットルV8直接燃料噴射式ディーゼルエンジンを生産し、2004年には生産規模を20万基/年まで拡大する。

 1997年にいすゞとGMは、GMグループのグローバルな競争力強化を図るため、開発を含めた経営リソースを効率的に活用していくことで合意した。そうした中でいすゞは、ディーゼルエンジンと商用車の分野で、グループの主体となって事業展開をすることとなり、両社の強いパートナーシップの下、現在数多くのプロジェクトを推進している。
  今回のDMAXは、昨年ポーランドで乗用車用ディーゼルエンジンの生産を開始した、いすゞモータースポルスカ(ISPOL)に続く大型プロジェクトであり、いすゞのディーゼルエンジン技術と、GMの生産能力を最良の形で融合させたものである。

  生産を開始したV8ディーゼルエンジンは、Duramax6600とネーミングされ、GM製の2001年型 フルサイズピックアップ、シボレー・シルバラード(Silverado),GMC・シエラ(Sierra)に搭載される。これによりGMは、このクラスにおける競争力を飛躍的に向上させるとともに、ブランドイメージの強化を目指している。
 去る7月4日に、コロラド州で開催された、パイクス ピーク ヒルクライム レースには、発売に先立って、Duramax6600を搭載したGMC・シエラが出場し、ディーゼルエンジン搭載車のこれまでの記録を大幅に短縮する新記録を樹立し、幸先の良いスタートをきっている。

  DMAXの生産開始により、いすゞの海外でのディーゼルエンジン生産拠点は、タイ、インドネシア、中国、ポーランドに次いで5拠点となり、エンジン供給体制が一層充実するとともに、日本・アジア・欧州・北米の世界4極体制が完成することとなった。


以上
     
会社概要
 
社名 ディーマックス リミテッド(DMAX, Ltd.)
設立年月日 1998年9月9日
所在地 アメリカ合衆国オハイオ州デイトン地区モレーン市
(Dryden Road, Moraine, Ohio U.S.A.)
資本金 1億ドル
出資者 いすゞ モータース アメリカ インク 60%
(Isuzu Motors America, Inc.)
ゼネラル モータース 40%
(General Motors Corporation)
代表者 代表取締役社長 本木 潤
事業内容 ディーゼルエンジンの製造・販売
生産品目 6.6リットル V型8気筒 直接燃料噴射式ディーゼルエンジン
生産能力 2000年 10万基
2004年 20万基
生産計画 2000年 1万7千基
2001年 10万基
工場面積 70万平方フィート(6万5千m2
従業員数 700名