プレスリリース

1999年9月17日


いすゞ、ポーランドでエンジン生産会社のグランドオープニングセレモニーを開催


いすゞ自動車(株)がポーランドに設立した、ディーゼルエンジン生産会社 「いすゞ モーターズ ポルスカ ISUZU MOTORS POLSKA Sp. z o.o. (略称 ISPOL)」は、9月17日(金)、小型乗用車用ディーゼルエンジンの量産開始を記念し、バルセロヴィッチ副首相はじめポーランド政府関係者、ゼネラルモーターズ(GM)のミューラー副社長など500名を超えるゲストの出席のもとに、グランドオープニングセレモニーを開催した。

ISPOLは、1997年1月、日本企業からポーランドへの大型投資第一号として、いすゞの100%出資により、ポーランドのカトヴィーチェ県ティヘ市に設立された。そして、総投資額約260億円を投じて、年産能力30万基の最新鋭ディーゼルエンジン工場を建設し、本年6月14日に生産を開始した。今後、順次生産台数を増加させて、2000年には10万基の生産を予定している。
生産されているエンジンは、ヨーロッパの厳しい環境規制に対応する、新世代の直墳式1.7リットルの乗用車用ディーゼルでドイツ オペル社への供給が開始されている。
オペル社は、フランクフルトで開催中のIAA国際モーターショーに於いて、この新世代エンジンを同社の小型乗用車アストラに搭載して展示するとともに、今秋より発売すると発表した。

ヨーロッパでは近年、環境意識の高まりから、地球温暖化の原因となる二酸化炭素(CO2)の排出量が少ないディーゼルエンジンの需要が伸びており、今後も一層の需要増加が見込まれている。
いすゞは、今後のゼネラルモーターズ(GM)グループにおける、ディーゼルエンジンの開発・生産の責任を担う立場にあるが、その中でISPOLは、ヨーロッパにおけるディーゼルエンジンビジネスの中核をなしている。今回のグランドオープニングセレモニーでも、ポーランド政府要人からは、ポーランドに最新鋭のディーゼルエンジン工場が設立された意義の重要さが語られ、またGMグループからは、ディーゼルエンジンビジネスを担う、いすゞへの期待の大きさが表明された。
ISPOLの量産開始により、いすゞの海外でのディーゼルエンジン生産拠点は、タイ、インドネシア、中国についで4拠点となり、エンジン供給体制は一層充実した。また、来年夏には北米において、GMと合弁で設立したディーゼルエンジン生産会社 「ディーマックス リミテッド(DMAX Ltd.)」が生産を開始する予定である。これにより、ディーゼルエンジン生産における、日本・アジア・欧州・北米の世界4極体制が完成する。