社長メッセージ

代表取締役社長片山正則 いすゞ自動車は、5月12日、2015年3月期決算ならびに中期経営計画(2015年4月〜2018年3月)を発表しました。

【2015年3月期実績】
 2015年3月期の国内車両販売台数につきましては、底堅い需要に支えられ好調に推移してきました。海外車両販売台数につきましては、タイ市場の停滞によりトラックおよびピックアップトラック販売が低調に推移した一方、中期経営課題として取り組んでまいりました海外販売事業強化による効果等もあり、中近東・アフリカ等の地域におけるトラック販売が堅調に推移したことに加え、タイからのピックアップトラック輸出が拡大しました。これらの結果、日本出荷の海外トラック輸出台数は5年連続で過去最高を更新、タイ出荷のピックアップトラック輸出台数も過去最高となりました。

 決算実績につきましては、販売台数の増加により、売上高は1兆8,794億円と前年同期に比べ1,185億円(6.7%)増加しました。営業利益につきましては、研究開発投資等、今後の成長に向けた先行投資を積極的に進めたことによる費用の大幅な増加がありましたが、売上高増加に伴う効果や採算改善活動の継続、更には円高是正による影響もあり、営業利益は前年同期比31億円減の1,711億円(前年同期比1.8%減)、経常利益は同8億円増の1,874億円(前年同期比0.4%増)となりました。また、当期純利益は22億円減の1,171億円(前年同期比1.9%減)となりました。

【2016年3月期見通し】
 売上につきましては、国内は底堅い需要が継続すると想定しています。海外は、我々の主要な市場であるタイにおいて、需要回復の兆しはまだ見えていないものの、トラックについては今後徐々に回復に向かうと想定しています。その他の市場につきましては、各国の状況にばらつきはありますが、日本からのトラックおよびタイからのピックアップトラックの輸出販売の拡大等により、更なる増収を目指しております。

 また、コスト面では、将来にわたる更なる成長/事業拡大を目指し、企業体質を強化すべく積極的に費用投入/投資をしてまいります。

 以上の結果、2016年3月期業績につきましては、売上高1 兆9,500億円、営業利益1,750億円、経常利益1,880億円、当期利益1,100億円の見通しとしました。

【中期経営計画(2015年4月〜2018年3月)の策定】
 前中期経営計画で掲げた、体制・拠点・インフラの設立・構築は概ね進んでおり、収益的には大幅に利益目標を過達成しました。また販売事業における参画強化、保有ビジネスの深耕への取り組みを開始しました。

 今「中期経営計画」では、引き続き「販売参画強化」と「保有ビジネスの深耕」に一層の力を注ぎ、「ものづくり事業」と「稼働サポート事業」の両輪事業による成長と一環連携構築を目指します。これらの取り組みを通じて、真にお客様から必要とされ、グローバルに存在感のある企業への成長を図ります。

また、今「中期経営計画」の最終年である2018年3月期の世界出荷台数は、CV38万台/年、LCV は44万台/年を目指していきます。

これからも、私たちいすゞ自動車に、一層のご理解・ご支援をよろしくお願い申し上げます。

以上