財務関連リリース

2004年4月8日
いすゞ自動車株式会社


いすゞ、タイ子会社がバーツ建て社債を発行

 いすゞ自動車(以下いすゞ)は、この度タイで、現地子会社いすゞタイランド(Isuzu (Thailand) Co.,Ltd. :以下いすゞタイ)を発行体として、バーツ建て社債を起債する。発行金額は10億バーツ(約27億円)の予定で、調達された資金は現在販売好調なピックアップ・トラックの商品開発、及び生産能力の増強等に活用していく。

 本起債は、2003年8月のアセアン首脳会議において提唱されたアジアの債券市場育成のため、経済産業省が日系企業によるアジア通貨債発行を促進すべく創設した制度を適用する、初めての案件となる。

 具体的な発行方法は、いすゞタイがタイ大手証券会社TISCO Securities Co.,Ltd.(みずほコーポレート銀行7.57%出資)をアドバイザーとして社債を発行し、みずほコーポレート銀行が債務保証を行うとともにその保証に対し、経済産業省傘下の独立行政法人日本貿易保険(NEXI)が海外事業資金貸付(保証債務)保険を付保するものである。

 いすゞは、タイの商用車販売で21年連続No.1を確保しており、ピックアップトラックだけでも1996年以来8年連続でシェアNo.1となっている。2003年のピックアップトラック販売台数は12万3,789台となり、約40%のシェアを獲得して、一車種の年間最多販売台数記録を塗り替えた。

 ピックアップ・トラックの現地生産・販売は1974年より開始し、市場ニーズを先取りした高い商品力とマーケットに密着した販売施策により、その累計販売台数は約117万台にものぼっている。ピックアップトラックはタイ国内の自動車市場において約6割を占めており、まさに「国民車」と位置づけられている。

 今回の起債により、為替変動に左右されない現地通貨での資金調達を図り、商品競争力の向上、設備の増強により、タイビジネスの一層の拡大を見込んでいる。


以上

<参考> いすゞタイランドの概要
会社名 Isuzu (Thailand) Co., Ltd.
所在地 Poochaosamingprai Road, Samrong-Tai, Prapradaeng, Samptprakam 10130, Thailand
資本金 13億バーツ(約35億1千万円)
株主 いすゞアジア:99% 泰国いすゞテクニカルセンター:1%