MIMAMORIケーススタディー

現場力と財務力を強化し、顧客ニーズに的確に対応

代表取締役社長 二階堂 充 氏
 1974年3月に設立された株式会社ビー・アイ運送は、仙台市に本社を構える総合物流企業である。東北・関越エリアを中心に食品や飲料、酒類、日配品、雑貨などの流通加工業務、輸配送業務を請け負っている。同社は県内外の営業所20拠点に加え、三温度帯(常温・冷蔵・冷凍)に対応する物流センターを運営。高品質な物流サービスを提供するなかで顧客の信頼を獲得し、長年にわたり黒字経営を継続してきた。10年前と比較すると、売上高は20億円から約35億円に増大。現社長の二階堂充氏は、現場力と財務力の強化が経営の要だと語る。
「当社は、徹底したコスト管理のもと収益性、生産性を追求することで財務体質を改善。さらに社員のスキル、モチベーションを高めるため、新たな人事考課制度を導入。現場力を強化することで物流品質を高めてきました。また、お客様の多様なニーズに対応するべく、自社倉庫を開設するなど必要な設備投資も実施し、安定的な収益体制を実現しています」
 特に同社では、物流品質を高めるため現場力の強化に注力。ドライバーの努力を正当に評価する“能力主義”を組織に根づかせ、交通事故、遅延、商品事故、クレームの防止に取り組んできた。その努力の甲斐もあり、ここ数年は、複数の大手食品メーカーから何度も表彰されており、顧客の間では「ビー・アイ運送に任せれば安心」というイメージが定着しつつある。このように同社は、現場力と財務力を両輪とする経営を推進することで、堅実経営を実現している。

大型トラックギガ/構内では目印となるスタンドを設置してバック事故を防止


必要不可欠な運行管理システムとして定着

専務取締役 二階堂 孝宏 氏

本社業務部 主任 志田 素也 氏
 実は、同社は以前にも本誌において「MIMAMORI」の活用状況を紹介させていただいている。前回のご登場から約10年、その後「MIMAMORI」が、どのように活用されているか、あらためて同社をお訪ねし、その経過を検証する機会を 得ることができた。
 同社が「MIMAMORI」を導入されたのは2008年3月のこと。導入のきっかけは、当時からの顧客である大手量販店からデジタコを装備するように要請を受けたことに始まる。配送業務の効率化を期待してのことだ。
 そこで同社は、いすゞ自動車東北から提案された「MIMAMORI」を試験的に一部の営業所に導入。すると、今まで頭打ちだった燃費が大幅に改善されたほか、事故も半減するほどの導入効果が見られた。さらに「車両位置お知らせサービス」を活用することで、顧客からのお問い合わせに対して、正確に運行状況を回答できるようになったという。この結果に二階堂社長は大変満足され、以来同社では全車両に「MIMAMORI」を導入してきた。
「当時『省燃費運転レポート』で指導することで、かなり燃費が改善されたことを覚えています。現在は、この高い燃費レベルを継続するため『MIMAMORI』を活用しています。またドライバーは『MIMAMORI』を導入してから、大きな車両事故はほとんど起こさなくなりました。『車両位置お知らせサービス』に至っては、業務ツールのひとつとして日常的に活用していますよ」
 と語られた二階堂社長。すでに「MIMAMORI」は、同社の事業に必要不可欠な運行管理システムとして定着しているようだ。


大手食品メーカーの品質コンテストで全国第1位(3年連続)を獲得

本社(仙台市)
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