MIMAMORIケーススタディー

段ボール・梱包材輸送の経験とノウハウが強み

代表取締役 喜多 堅一 氏
 会社設立時から一貫して段ボール・梱包材の輸送業務を手がけてきた有限会社喜多流通サービス。本拠は埼玉県吉川市に構える。代表取締役を務める喜多堅一氏は、専門分野に特化することで、お客様のニーズを的確につかむことができ、その結果、着実に事業を拡大してきた。喜多社長に、お仕事の特色についてお話を伺った。
「段ボールや梱包材は多様な業種(機械、金属、食品など)で使用されるものなので、比較的安定した需要が見込めます。ただし荷役作業は手積み、手降ろしなのに加え、汚れや破損がないように取り扱いには細心の注意が求められます。体力だけではなく、繊細さも要求される仕事なんです。さらに、納品先などによって段ボール・梱包材のサイズ・数量が異なるので、配送ルートに応じた積み付けができなくては、効率的に品質を維持した仕事ができません。したがって、当社に入社したドライバーは、1カ月以上は指導者が同乗し、マンツーマンの指導を受けてもらいます」
 同社は長年にわたる経験とノウハウを活かし、独自の輸送体制を確立。また、そんな同社の堅実な仕事ぶりはお客様からも高く評価され、多くの仕事を引き受けることとなった。以前ドライバーを兼務していたという喜多社長。現在は経営者として業務全体をマネジメントする立場であるが、つねにお客様目線に立って提案。また、ドライバー目線に立ち、社員一人ひとりが働きやすいように労務改善にも取り組んでいるという。


段ボール・梱包材を配送する中型トラックフォワード


高い燃費レベルを維持外出先からも運行状況をチェック

経理を担当されている
奥様の喜多 智美さん
「運行データを活用することで高速料金の突き合わせ業務も容易になりました」
 同社が「MIMAMORI」を導入したのは2010年のこと。当時、喜多社長がドライバーの指導・教育に取り組もうと考え、デジタコの導入を検討していたところ、いすゞから「MIMAMORI」を勧められたという。導入のし易さ、使い勝手、データの精度など、自社の運用と照らし合わせメリットを感じたため、全車両への導入に踏みきったそうだ。喜多社長は、ドライバーの意識改革を行うことが最大の目的だったという。
「企業のコンプライアンスが重視されるなか、当社もしっかりドライバー指導を実施し、その質を高めていく必要があると考えました。そのためには正確な運行データが必要です。その点『MIMAMORI』は、運行ごとに詳細なデータが取れますし、改善するべきポイントも一目でわかるレポート機能も備わっています。活用し始めて間もなく、車両の燃費が平均で10%も改善されました。こうしたレポートの活用で、これほど燃費に改善効果が出るものかと驚きましたね」
 喜多社長は、これを機にドライバーに省燃費運転を励行させるため、社内に全ドライバーの燃費データを掲示。また同時に、車両の年式や運行ルートなどを考慮した上で、各ドライバーに燃費目標を設定。さらに毎月、達成度合いに応じてドライバーに報奨金を授与しているそうだ。これがドライバーのモチベーションとなって、高いレベルで燃費が維持されている。
 指導・教育方法としては「運転日報」のデータや評価点をドライバーと運行管理者が確認。その日の運転状況を振り返りながら指導。また年2回「車両レポート」と「乗務員レポート」のデータに基づいて、運行管理者が各ドライバーと面談。きめ細やかな運転指導を実施しているという。喜多社長は「MIMAMORI」の導入効果を次のように語られた。
「燃費目標の設定や個人面談を実践することによって、明らかにドライバーの意識が変わりました。また、事故防止につながることから、省燃費運転はドライバー自身のための運転スキルであることも理解してもらえました」
 さらに同社では「車両位置お知らせサービス」が、業務の遂行に欠かせない重要なツールになっているそうだ。車両の運行状況を随時確認し、遅延しそうなときは、事前にお客様に報告するのだという。
「タブレット端末を使えば、外出先でも車両位置が確認できるので毎日活用しています。遅延する前に予定到着時間をお知らせすることで、お客様の印象は大きく変わりますからね。『MIMAMORI』は、CS向上にも貢献してくれています」
 また同社では「労務管理サービス」も活用しており、ドライバーの労務改善に役立てている。今後は「Gマーク」などの取得にも取り組み、さらに運送事業者としての競争力、組織力を強化していく考えである。
※車両位置は、タブレット端末からもご確認いただけます。


  点呼、呼気検査、日報提出がドライバーの日課

MIMAMORI搭載車両の運用方法
導入時期 2010年4月
運行経路 埼玉県・千葉県
乗務状況 固定


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