メンテナンス・スケッチ

(ELFCLUB:2005年12月号)
MAINTENANCE SKETCH メンテナンス・スケッチ
本格的な冬を迎える前に、点検しておきたい8つのポイント! 知ってトクするクルマのツボ!
寒い冬はお車にとっても過酷な季節です。
今から重点的にチェックし、トラブルを未然に防ぎましょう!

チェック1:エンジンオイル
★量、汚れ、漏れ
エンジンオイルは温度が低下すると粘度が高く(固く)なる性質を持っています。そのため、冬は朝の始動などで苦労することがあります。気温に応じたエンジンオイルを選び、走行距離に応じて適切な時期にオイル交換をしましょう。
チェック5:タイヤ
★空気圧
★亀裂や損傷
★溝の深さや磨耗状態

冬期は外気温の低下により、空気圧が下がり空気圧不足になることがあります。また、一般的に空気圧の管理がルーズになりやすいので日常的に点検しましょう。
チェック2:冷却水
★量、汚れ、濃度、漏れ
冷却水の凍結はエンジンの重大故障を起こします。エンジン冷却水の凍結を防ぐため、適切な濃度のロングライフクーラント(LLC)を使用してください。
チェック6:バッテリー
★液量や比重
★ターミナル部分の腐食やゆるみ

冬期はエンジン始動や補機類に多くの電力を必要とするうえ、バッテリーは温度が下がると機能が低下します。点検を充分に行い、始動困難やバッテリーあがりを未然に防ぎましょう。
チェック3:ファンベルト
★張り具合
★亀裂、損傷

冬期は電力使用量が多く、また寒さのためバッテリー効率が低下します。ジェネレーターを完全に回転させ、充電不足を防止するため、ファンベルトの点検を行ってください。
チェック7:ヒーター
★温度調節
★ファンの風量
★吹き出し口の切換

ヒーターが故障すると、車内を快適な温度に保てなくなります。また、ガラス氷結などを取り除くことが困難となります。
チェック4:ブレーキ
★効き具合
★ブレーキ液の量、漏れ
★エアタンク凝水

雪道や凍結路は大変滑りやすいので、微妙なブレーキングが必要となります。点検を忘れず行い、運転中は早め早めのブレーキ操作を心掛けましょう。
チェック8:ワイパー・ウィンドウォッシャー
★液量や濃度
★ラバーの傷や劣化

ウィンドウォッシャー液は、外気温に合わせて、水道水と混合してお使いください。混合の割合が適切でないと、凍結して噴射できないことや、噴射した液がフロントガラスで凍結して前が見えなくなったりして大変危険です。
●降雪地帯では、スノーブレードへ交換しましょう。