メンテナンス・スケッチ

(ELFCLUB:2005年6月号)
MAINTENANCE SKETCH メンテナンス・スケッチ
安全のために、ブレーキ液の点検はお忘れなく! 知ってトクするクルマのツボ!
ブレーキの効きがちょっと甘いようだ。そんなときはまず、ブレーキ液の点検をしてみましょう。
ブレーキのトラブルは、命とりにもなりかねません。
ブレーキ液の点検・補給は定期的に行うことが大切です。

ブレーキ液量の点検
日常の点検はリザーブタンクにて行います。メーターパネル右側の点検カバーに指をかけ回転させるようにして取り外します。リザーブタンク内のブレーキ液面がMAX線(上限)とADD線(下限)の間にあれば最適です。液面がわかりにくい場合は、車両をゆすってください。
【ブレーキ液の補給】
ADD線より下に減っているときは、リザーブタンクのキャップを開き、ブレーキ液を補給します。この時、MAX線以上には補給しないでください。また、補給後はキャップを確実に閉めてください。
注意
●補給のとき、ゴミや水がタンクの中に入らないように注意してください。ブレーキが効かなくなるおそれがあります。
●ブレーキ液を塗装面や皮ふに付着させないように注意してください。もし付着したり、こぼした場合は、すぐに拭き取ってください。
●ブレーキ液は定期交換品になっていますので、2年(事業用は1年)ごとの交換を行ってください。
●ブレーキ液は吸湿性が強いので、保管する場合はキャップを確実に閉めてください。
●ブレーキ液は、絶対に他の銘柄品と混ぜて使用しないでください。
●ブレーキ液の減りが著しい場合は、ブレーキ系統の故障やパッドの磨耗が考えられます。ただちに《いすゞサービス網》で点検を受けてください。
お近くの販売店・サービス工場はこちらからご検索ください。
いすゞ販売・サービス網
【HAB(ハイドロアシストブレーキ)液の補給】
キャブをチルトして、スタータースイッチを"ON"位置にした時、ADD線(下限)より下に減っているときは、リザーブタンクのキャップを開き、HAB液を補給します。この時、MAX線(上限)以上には補給しないでください。
また、補給後はキャップを確実に閉めてください。
注意
●HABリザーブタンク液面は、スタータースイッチを"OFF"時にブレーキペダルを踏むと液面が上がります。ブレーキ液を補給するときは、スタータースイッチを"ON"位置にして補給してください。"OFF"位置で補給すると、ブレーキ液がリザーブタンクよりあふれて故障の原因になります。
●点検時、スタータースイッチがON位置であっても、ポンプ作動前の時は液面がMAX線(下限)より上がることがありますが異常ではありません。ブレーキペダルを数回踏むことにより、ポンプが作動して液面が下がりますので、その後に点検してください。

ブレーキペダルの点検
ブレーキペダルをいっぱいに踏みこんだとき、床板とのすき間(踏み残りしろ)や踏みごたえが適当であるかを点検します。
乾燥している道路をゆっくり走り、ブレーキペダルを踏んで効きが十分で、しかも片効きしていないことを確かめてください。