メンテナンス・スケッチ

メンテナンス・スケッチ 知ってトクするクルマのツボ!
思いどおりのハンドリングのために

(ELFCLUB:2004年5月号)

クルマをほめるのに「ハンドリングがいい」などといいますが、思いどおりに車を操縦するために、ハンドリングは重要なポイントです。そして、そのクルマのベストなハンドリングを維持するために、ハンドルに不具合がないかチェックしてみましょう。

ハンドルの遊び・緩み・ガタ
ハンドルの遊びが大きすぎたら思ったように曲がらないし、小さすぎたら落ち着かないし、クルマを自分の手足のように操縦することはできません。先ず、走り出す前に遊び・緩み・ガタつきをチェックしましょう。

<定置点検-1>
車両を直進の状態にしてハンドルを手で左右に軽く回し、タイヤが動き始めるまでのハンドルの遊びの量が規定の範囲にあるかを点検します。
パワーステアリング装着車はエンジンをかけてアイドリング状態で点検します。
定置点検-1
<定置点検-2>
ハンドルを両手で持ち、軸方向および上下、左右に動かして、次の点検をします。
(1) ベアリングのガタ
(2) シャフトのガタ
(3) ステアリングコラムのガタおよび取り付けの緩み
定置点検-2

ハンドル操作具合
タイヤまわりやサスペンション、それにつながるステアリングまわりまで、どこかに異常があるときはハンドル操作の違和感として現れることもあります。車体全体の触診をする感覚でチェックしてみてください。

<走行点検>
走行しながら次の点検をします。
(1) 直進時にステアリングホイールが正しい位置にあるか
(2) ハンドルが左右にとられないか
(3) ハンドルが異常にふれないか
(4) ハンドルを左右に切るとき、異音がないか重すぎないか、手を離したときに戻り不良がないか
走行点検

ONE POINT ADVICE クルマの不具合はハンドルに現れる!
安心して気持ちよく走るために、ハンドル点検を実行してください!