メンテナンス・スケッチ

メンテナンス・スケッチ 知ってトクするクルマのツボ!
不正改造車の罰則が強化されました。

(ELFCLUB:2003年5月号)

昨年7月、不正改造車を排除する運動強化月間ということで、全国128回にわたり街頭検査が実施されました。検査された車両総数は1万台あまり。そのうち1,350台が保安基準不適合と判定され、589台に対しては整備命令が交付されました。しかし、この「整備命令」というのは、使用者による自主的な改善を前提にしており、整備後の確認を受ける義務は課されてはいません。このままでは悪質な不正改善車には対処しきれないため、今年4月1日より整備命令制度の罰則が強化されました。


4月1日より、罰則はこうなりました。

不正改造は禁止ですよ! [1]不正改造そのものを禁止する規定を新設

具体的な不正改造の事例

道路運送車両法の一部を改正する法律(平成14年法律第89号)概要

(第54条の2:抜粋)
整備命令を受けた不正改造車に対しては、一定期間内(15日以内)に整備を行った上で国へ車両を提示すべきことを義務付けるとともに、車体に整備命令標章(ステッカー)の貼付を行い、国に車両を提示の上、確認を受けるまでの間の運行に対し安全確保のため必要な指示を行う等整備命令の履行の確保及び道路交通における危険の防止のための措置の強化を図ることとする。
また、整備命令後従わない場合の使用停止命令(車検証及びナンバーの没収)について、
ア) 整備命令後、一定期間内に国に車両を提示しない場合、不正にステッカーをはがした場合、運行に係わる必要な指示に従わない場合に発令できるようにする
イ) 再度、不正改造を行うことを防止する観点から、違反の態様、回数に応じ、一定の期間、使用を停止することができるようにする等、現行の整備命令制度を強化することにより不正改造車撲滅を図ることとする。
【施行期日】
不正改造車撲滅策(第99条の2及び第54条の2関係)については、平成15年4月1日より施行する。


[2]整備命令の強化