ドライビングヘルスケア

(ELFCLUB:2009年4月号)
Driving Health Care Kai

貝の健康パワーといえば、どんな貝をイメージされますか?
その答えに"カキ"をあげる方も多いことでしょう。
しかし、ハマグリ、アサリ、サザエといった
これから旬の貝にも海の恵みがギュッと凝縮されているのです。
そんな美味しい海の恵みを楽しみながら、
毎日を快調に過ごしてみてはいかがでしょう。
貝類

海の恵みで、カイ調な日々を。

ハマグリは天然のスタミナ食!?
色や形が栗に似ていることから、そう呼ばれるようになったともいわれるハマグリ。対になっている貝殻をいったん外してしまうと、同じ貝殻としか合わないことから、夫婦愛の象徴として昔から婚礼料理に使われたり、ひな祭りにも欠かせない一品としても食されてきました。
栄養面で注目されるのは、スタミナドリンクの主成分としても知られるタウリンが豊富に含まれていること。タウリンはアミノ酸の一種で、魚介類や軟体動物に多く含まれ、疲労を回復し、コレステロールや中性脂肪を減らして血液をサラサラにし、動脈硬化の予防に役立つとされています。
この他、ビタミンB2、鉄、カルシウム、アミノ酸も豊富に含まれています。まさに海の恵みから生まれた、天然のスタミナドリンクともいえる栄養分がぎっしりと詰まっているのです。しかも、貝としてはコレステロールが少ないのも魅力で、生活習慣病に役立つとされています。

アサリは貧血気味の方にぴったり!
ハマグリとくれば、忘れてはならないのがアサリです。食べる楽しみはもちろんですが、潮干狩りも楽しいものですね。栄養面では、貝類では最高といわれるビタミンB12をはじめ鉄が非常に多く、貧血ぎみの方には最適です。その他には、マグネシウム、タウリンなどを多く含んでいます。また、メチオニン、シスチンなどアミノ酸を多く含有し、ビタミンB12と相まって肝臓の働きを正常に保つのに役立つといわれています。
調理方法もいろいろありますが、ビタミンB群やタウリンなどの水溶性の栄養分や旨味成分をむだなく摂るためには汁物がお勧めだそうです。ちなみに、アサリやハマグリは殻つきの場合、調理をされる前には塩水につけて砂抜きを忘れずに。その際は、暗い場所でのほうがよいそうです。

シジミは肝臓にもよいってホント!?
シジミには2種類の呼び名があり、海水の入り混じるところのシジミは夏が旬。特に土用のころが美味しいので"土用シジミ"といわれています。また、寒シジミは淡水性のもので冬が旬です。
シジミには、良質のタンパク質、タウリン、メチオニン、シスチン、グリコーゲン、ビタミンB12など、肝臓によいとされる成分が豊富に含まれており、昔から"酒飲みにはシジミ"といわれています。しかし、いくら肝臓によいといってもくれぐれも飲み過ぎないようにご注意ください。
また、シジミには鉄も多く含まれており、その量はレバーと同じほど。貧血気味ではあるけれどレバーは苦手、という人にはぴったりですね。みそ汁にして、旨味と栄養分を一緒に味わってみてはいかがでしょう。みそには肝機能を高める働きがあり、相乗効果も期待できるそうです。

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