ドライビングヘルスケア

(ELFCLUB:2009年2月号)
Driving Health Care Ebi & Kani

おせち料理にも欠かせない、エビ。
そして冬の味覚の王様ともいえる、カニ。
美味しさはもちろんですが、注目の健康パワーをはじめ、
様々な栄養分も含まれているそうです。
それも、意外なところにも。
さて、その健康パワーとはどんなものなのでしょうか?
エビ&カニ

殻にも隠れた、注目パワー。

エビにはダイエットやアンチ・エイジング効果も
エビは日本人の大好物。国民一人当たりの消費量は約2.5Kgで、約80匹分にも達するそうです。このエビの栄養価ですが、まず上げられるのはタンパク質が豊富なこと。
しかも、うれしいことに脂質は魚介類の中では非常に少なく、低カロリーのためダイエットに適した食品といえましょう。
また、エビに含まれるタウリンという成分はアミノ酸の一種で、身体や細胞を正常な状態に戻そうとする働きがあるそうです。コレステロールの低下や血圧の上昇抑制、血糖値低下、心臓や肝臓の機能強化に効果があるとされています。
注目すべきは、アスタキサンチンという成分。ゆでると赤くなる色素成分で、βカロチンの数十倍のビタミンEを含むといわれています。このアスタキサンチンは強い抗酸化作用があり、悪玉コレステロールに強く働きかけるとともに、血液サラサラ効果があるとされ、アンチ・エイジングにも効果があるとされています。さらに、イカやタコにも含まれるシトステロールという成分も含まれ、コレステロールを低下させる働きがある他、ガンの予防にも効果が期待されています。
この他にも、エビには骨を丈夫にするカルシウム、余分な塩分を体外に排出するカリウムなども含まれています。
ちなみに日本語で「エビ」は、元々は葡萄のこと。葡萄の色に似ているところから「エビ」と呼ぶようになったとか。現在でも「葡萄色」と書いて「えびいろ」と読むそうです。漢字表記については、イセエビなどの海底を歩行する大型のエビ類を「海老」または「蛯」、サクラエビなど海中を泳ぐ小型のエビ類を「蝦」と表記するといわれています。
英語における呼称は大きさによって分けられ、イセエビ程度のサイズで「Lobster」、クルマエビ程度で「Prawn」、小さなエビは「Shrimp」と呼ばれます。

カニは冬の味覚の王様! 健康パワーでも王様!
カニは、海の幸の王様。日本においては、エビに劣らず大人気。越前カニや松葉ガニといったブランド品はともかく、手ごろな価格でカニを楽しんでいる方も多いことでしょう。さて、このカニの栄養分ですが、どの種類も主成分はタンパク質で低脂肪。エビと同じように、低カロリーでヘルシーな食材です。タウリンやアスタキサンチンなどの注目のパワーも含まれており、こちらもアンチ・エイジングに効果があるとされています。
この他にも、カニには様々な栄養成分が含まれています。そのひとつが、亜鉛です。亜鉛は、身体の各機能のコントロールや新しい細胞をつくるために欠かせない栄養素といわれています。味覚、嗅覚の改善や精神の安定にもよい働きをするとされており、特に女性にとっては美容上大切な成分とされています。また、カニにはビタミンB1、B2、ナイアシンといったビタミン群を豊富に含み、亜鉛の他にも鉄や銅などのミネラル分も豊富に含まれている他、カルシウムなども含まれています。
ところで、カニといえば「みそ」という方も多いことでしょう。しかし、カニの内臓(みそ)や卵巣はアレルギー反応を引き起こしやすく、コレステロールやプリン体も多いので、ほどほどしておくのが無難だそうです。

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