被災地の子供たちに「ものづくり体験ワークショップ」を開催

2014年8月~

「ものづくり」の楽しさと大切さを子供たちに知ってもらうため、 「学・創・遊」をコンセプトにした「いすゞものづくり体験ワークショップ」を被災地で開催しています。

ワークショップのコンセプト「学・創・遊」=ハコブをマナブ・ツクル・アソブ

いすゞの企業理念である「運ぶを支える」の意味やいすゞの「ものづくり」への取り組みについて子供たちにわかりやすく伝えるため、生産や開発に携わる従業員がプログラムを手作りしています。

いもの教室

11月19日 福島県南相馬市

11月19日、NPO法人フロンティア南相馬*との連携により福島県南相馬市で「いもの教室」を開催しました。

※NPO法人「フロンティア南相馬」:
「被災した故郷の復興のために今出来ること、地域再生のためのまちづくり」を目的に立ち上がった団体で、その活動は地域との広いネットワークにつながっています。特に、子育て世代のお母さんたちや子どもたちや行政との連携はとても強く、事業の多くも、子ども支援や身の回りの生活に関する活動で構成されています。

当日はあいにくの雨模様でしたが、午前の部、午後の部合せて26名の子供たちや地元の方々が参加してくれました。

雨模様の中、参加してくれた子供たちと保護者、地域の方々
  • エルガちゃんにハートの浮き出しを付けてくれました。この発想にはいすゞの鋳造のプロ達も脱帽です。
  • 南相馬でも、いっぱい笑顔に出会う事ができました。
  • 砂込め、型抜き、磨きに真剣に取り組み、自分だけの作品ができました。
  • みんなの笑顔と真剣さに触れ、いすゞのメンバー達にも自然と笑顔がこぼれました。

10月22日 宮城県本吉郡南三陸町

10月22日、宮城県本吉郡南三陸町でNPO法人底上げ※との連携により、地元高校生やOB、地元の方々13名を集めて、「ものづくり体験ワークショップ いもの教室」を開催しました。

※NPO法人「底上げ」:
気仙沼と南三陸を拠点として地元高校生に寄り添いながら、意識醸成や学習支援等の活動を行っている団体。

ピッカピカのエルガちゃん、エルフくんを手に記念撮影。みんな満足そう。

今回は、震災当時、中学生や高校生だった方々から、震災直後の体験や将来の希望について話を伺うことができたほか、地元の方々との交流の場も設けられ、復興の歩みを身近に感じ取れる充実した教室になりました。

語り部として高校生OBの方々から生の声を聞かせていただきました。
  • 真剣に砂を込めて、型から外して(ヒヤヒヤ)、一生懸命磨いて。「見て!見て!」世界に一つだけの私のエルガちゃん、エルフくん。
  • 今回はいすゞ社員の担当を一新。各自緊張しながらも無事に務めることができました。

1月13日、14日 岩手県大槌町

NPO法人カタリバ運営のコラボ・スクール大槌臨学舎の協力で、岩手県大槌町子どもセンター(1月13日)と大槌町立吉里吉里小学校(1月14日)で「ものづくり体験ワークショップ いもの教室」を開催しました。

※“いもの教室”も2014年8月に南相馬で初回を実施以来、今回で10回目となり、参加者は累計で215人、インストラクターとしてこの活動に参加した社員は実人数で24人に達しています。

いすゞキャラクター(ギガくん、エルフくん、エルガちゃん)の鋳物づくりを通して、子供たちをはじめ幅広い年齢層の皆さんに、ものづくりの大切さと楽しさを体験していただきました。

大槌町立吉里吉里小学校の子供たち
  • 大槌町子どもセンターでの様子。砂込めから磨きまで、一生懸命に取り組んでいました。
  • “大槌復興刺し子プロジェクト”の刺し子さん達も参加して、幅広い年齢層の方々に楽しんでいただきました。
  • 吉里吉里小学校での様子。たくさんの笑顔に出会うことができました。

9月25、26日 宮城県石巻市

9月25日、26日、宮城県石巻市で活動するNPOとの連携により、「いもの教室」を石巻市内で開催しました。
特定非営利活動法人Swich※1(9月25日)、特定非営利活動法人TEDIC※2(9月26日)それぞれに幅広い年齢層の生徒さんやスタッフの皆さんに、エルフくんキャラクターなどの鋳物づくりを通して、ものづくりの大切さと楽しさを体験してもらいました。
ワークショップ終了後、共催した法人事務局から「今まで事務の仕事を探していた生徒が、製造業の仕事にも興味を持つようになり、有意義な教室となりました。」と感謝の言葉が寄せられました。

※1 特定非営利活動法人 Switch:
高校生から成人まで、被災地の青少年の就学・就労を支援している団体。

※2 特定非営利活動法人 TEDIC:
学校や家庭に居場所がない等、被災地で様々な問題を抱える小中学生の学習を支援している団体。

  • 砂込めから磨きまで真剣に取り組んでいただきました。世界にひとつだけの、自慢のエルフくん、ギガくん、エルガちゃん。
  • いもの教室ユニフォーム「いすゞ品質第一前掛け」着用のいすゞメンバー。
  • 今回の生産部門の改善・工夫は「型外し治具」。作品を早く綺麗に外すことができます。
  • 「作品の裏面の枠内に名前を彫ってください。」とお願いをしたら、余白に好きな絵や文字を彫っていました。子供たちの自由な発想には脱帽です。

8月4日、5日 宮城県女川町

8月4日、5日、宮城県女川町で活動するNPO法人カタリバ「コラボ・スクール 女川向学館」で、計63名の小・中学生を集めて「いもの教室」を開催しました。
今回は、制作する鋳物のキャラクターを増やすとともに、大型エンジンのカットモデルを使って実際の鋳物部品を紹介するなど、プログラムをさらに充実させました。
2日間で3回の教室を開催、鋳物の奥深さや「ものづくり」の楽しさを多くの子供たちに体験してもらうことができました。

参加者で記念撮影:中学生の部
  • 従来のエルフくん(中央)にギガくん(右)、エルガちゃん(左)が追加されました。
  • 初めて見る大型エンジンに「びっくり」。
  • いもの製作風景。小学生低学年から高学年、中学生まで、いすゞインストラクター(生産部門員)とともに、みんな真剣。

デザイン教室

7月29日、30日 岩手県大槌町

7月29日、30日、岩手県大槌町で活動するNPO法人カタリバ「コラボ・スクール 大槌臨学舎」との連携により、計49名の小学生を集めて「デザイン教室」を開催しました。
今回は、村上製材所殿(岩手県陸前高田市)がこのいすゞの活動に賛同してくださり、教材に使用する車台を気仙杉で製作し、寄付してくださいました。 また、いすゞ生産部門からは内製の樹脂製「エルフくん」マグネットをお土産として提供しました。
現地では大学生や地元の高校生がボランティアとして参加し、多くの方々のご支援によって活気あふれる楽しい教室となりました。

※大槌町子どもセンター(7月29日)
震災により行き場を失った子ども達の、安全で安心な放課後を提供するために設立された施設。当初はNPOにより運営されていましたが、現在は大槌町教育委員会が主体となって運営しています。
*デザイン教室終了後、参加した子ども達から感謝の色紙を受取りました。

※大槌町立吉里吉里小学校(7月30日)
明治22年(1889年)創立の由緒ある小学校。震災時には津波がギリギリまで迫ってきたそうですが、幸い校舎は無事で、避難所として活躍しました。

完成したトラックを手に記念撮影(吉里吉里小学校)
  • 子ども達の真剣な眼差しに、いすゞのインストラクター(デザインセンター員)も真剣に応えます。
  • 「見て、見て」。私の僕の自慢のトラック。(上:大槌子どもセンター、下:吉里吉里小学校)

2014年度開催実績

現在は「いもの教室」、「デザイン教室」の2コースがあり、いすゞ社内でメンバーを集め、被災地で子供たちのケアを行っている団体とともに実施しました。

【いもの教室】
2014年8月 南相馬ソーラー・アグリパーク(福島県)
2014年12月 ビーンズふくしま(福島県)
【デザイン教室】
2014年12月 コラボ・スクール女川向学館(宮城県)
2014年12月 フロンティア南相馬(福島県)

※開催先は、いずれもいすゞが2014年3月に参画した"みちのく復興事業パートナーズ"が支援している団体

子供たちのキラキラした瞳と笑顔に接したいすゞの従業員からは、「子供たちの発想は勉強になった。今後も参加したい。感動した。」などの感想が寄せられました。

  • 「いもの」のスペシャリストがコツを教えています。
  • 子供たちの熱心さに従業員も一生懸命に応えます。
  • 「いもの教室」の様子
  • 「デザイン教室」の様子

今後の取り組み

「ものづくり」の楽しさ、大切さを子供たちに伝えたいという思いを持った従業員が新しいプログラムに取り組み、「ものづくり体験ワークショップ」の内容を充実させていく予定です。
また、開催場所も被災地だけでなく工場近隣等の地域社会にも広げていくことを計画しています。

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