歴史・沿革

歴史と技術、精神を受け継いで、新しい時代を拓き続けています。



いすゞの創業は1916年。(株)東京石川島造船所と東京瓦斯電気工業(株)(当社の前身)が自動車製造を企画したことに始まり、国内の現存自動車メーカーの中では最古の歴史を誇っています。1922年にはウーズレーA9型国産第1号乗用車が完成。1934年には商工省標準形式自動車を伊勢神宮の五十鈴川に因んで「いすゞ」と命名。これがいすゞの社名の由来となっており、1949年に商号を現在の「いすゞ自動車株式会社」に変更しました。第二次大戦の後、いすゞはトラックを精力的に開発・生産し、食糧はもちろんあらゆる物資を運び、戦後の復興に大きな役割を果たしました。トラックにかけるいすゞの情熱は、こうした歴史が原点になっています。以後、いすゞは小型から大型までトラックとバス及び産業用エンジンを次々と開発・生産し、高度経済成長を支えました。

商用車の歴史
小型トラック

エルフ
小型トラック「エルフ」の発売は1959年。1960年には小型トラックで日本初のディーゼルエンジンを搭載。1974年のフラットロー、1980年のワイドキャブ、1990年のフロント独立懸架式サスペンションなど、エルフは常に日本の小型トラックをリードしてきました。2002年には国内で初めて新短期(平成15年)排出ガス規制をクリアしたエルフKRを発売。2004年には生産累計台数400万台を突破しました。そして2006年には従来の小型トラックの概念を覆す革新的なフルモデルチェンジを実施。世界基準のトラックとして、新しい時代を走り続けています。
中型トラック

フォワード
中型トラック「フォワード」は1966年にTYという車名で誕生し、1970年に現在の車名「フォワード」に。1998年にはショートキャブのフォワードVを追加し、1999年にはフォワードマックスが登場。そして2007年には、小型・中型共通モジュール化によるフルモデルチェンジを実施。中型トラックとして本質的な性能を極めるとともに新たな価値を身につけて、輸送環境の変化に対応しています。
大型トラック

ギガ
大型トラック「ギガ」は1994年に登場。1997年には日本初の4バッグエアサスペンションを採用し、ギガマックスとして発売。2007年にはミリ波レーダーによる先進視覚サポート技術「VAT」を搭載し、安全性能の新基準を提案しています。
バスシリーズ
大型観光バス「ガーラ」は1996年、中型バス「ガーラ ミオ」「エルガ ミオ」は1999年、そして2000年には大型路線・自家用バス「エルガ」を発売。「ガーラ」は2005年にフルモデルチェンジ。「エルガ」「エルガ ミオ」は2007年に安全性能・環境性能がさらに進化しました。
産業用エンジン
1952年他社に先駆けて販売を開始。以来、建設機械・フォークリフト・発電機用やマリン用、また過酷な気象条件の南極観測に使われる雪上車にエンジンを提供するなど、日本国内だけでなく、海外の多くの産業機械メーカーでも愛用され続けています。

DL201

C240

4HK1
商用車テレマティクス
2004年には国内初のトラックのテレマティクス「みまもりくんオンラインサービス」を発売。2007年には通信機能を大幅に強化し、日本初のインターネットデジタコ機能を搭載しました。

乗用車の歴史
乗用車メーカーとしても数々の名車を歴史に刻んできたいすゞ。1953年、ヒルマン乗用車第1号車の完成に始まり、1961年には「ベレル」、1963年には「ベレット」を発表。ベレットGTはベレGの愛称で親しまれました。1968年にはジウジアーロがデザインを担当した「117クーペ」がデビュー。1974年にはGMとの共同開発車「ジェミニ」、1981年には再びジウジアーロがデザインを担当した「ピアッツァ」、そして小型4輪駆動車「ロデオビッグホーン」を発表。1985年には「FFジェミニ」を発表し、スタント走行などを使ったCMも話題になりました。個性豊かないすゞの乗用車・SUVは、今もファンに語り継がれています。

ヒルマン

ベレット

117クーペ

ジェミニ

ピアッツァ

ビッグホーン

海外進出の歴史
いすゞの海外進出は、1949年の香港への輸出第1号車がその始まりです。その後1971年に米国のゼネラルモーターズ(GM)社と資本・技術・販売などで包括的に提携したことで本格化しました。1972年にKB型ピックアップトラックを米国に輸出したほか、1974年にはGMと共同開発した「ジェミニ」を国内で発表しました。また、海外拠点展開も活発に行い、1974年にタイ、1975年に北米、1985年に中国などで生産及び販売拠点を次々と設立しました。各国で長きにわたって友好関係を育ててきたことが今日の基盤になっています。また、1999年にポーランド、2000年に米国のディーゼルエンジン工場が生産を開始。国内・海外を合わせたディーゼルエンジン生産累計はすでに2000万基を越えています。
2005年から2007年にかけては、スペイン、メキシコ、カナダ、南アフリカに販売拠点を展開し、インド、ウズベキスタンでは現地生産を開始。さらに、ロシアにおいてもトラック生産・販売の合弁会社を設立して意欲的な活動を続けています。

そして今、いすゞは、商用車・ディーゼルエンジンのグローバル・リーディングカンパニーを目指して、ハード・ソフト両面にわたって積極的な取り組みを続けています。